エクステリア CAD図面とは

デザインを重視する方が増えたこともあり、外構工事会社もデザイン力で他社との差別化を図るようになっています。
現在、図面提案は殆どがパソコンソフトのCADを使ったものになっています。
完成予想図を立体的に表現する3Dパースの作成もCADによって手書きパースとはまったく異なる、より実写に近い、臨場感あふれるものが作成可能になっています。

手書きでの図面作成と比べると、CADでの図面作成はより敷地寸法や建物形状、また提案商品をより正確に表現することができ、お客様の図面変更にも対応しやすくなっています。
お客様に完成イメージを持っていただくために無料で図面提案行う工事会社も多いようです。

事前に有料になる範囲について工事会社へ確認する

自社デザインを無料提供すると、他社への転用が懸念されることもあり、エクステリア専門の設計事務所など「見積書は無料でも図面提案は有料」の工事会社もあります。
他社図面の転用を受けないとHP上で宣言している工事会社もいますが、悪質工事会社が存在することも事実です。
自社でプランナーを抱えず、図面提案を外注することで低コストでの提案を実現している工事会社もあります。

「○枚目以降の図面提案は有料」など、条件によって有料になる場合もありますので、事前にホームページで確認しておきましょう。
ホームページに記載がない場合は、工事会社に直接問い合わせてみましょう。

CAD図面作成前に、工事会社としっかり打合せすることが大切

外構工事をする際、1社のみの提案で契約を進めてしまうよりは相場やデザインの種類を知るためにも複数社の比較は重要です。
ただ、必要以上の工事会社に声をかけてしまうと断りづらくなったり、「他社よりも安くやります」といった強引な営業をかけられてしまうリスクも高くなります。

気になる工事会社があれば、図面提案が有料か否かを確認し、まずは手書きによるラフ案で提案を受けてみましょう。
その後、工事をお願いしたいと思う工事会社が決まった段階で希望する工事内容について綿密に打ち合わせを行い、CAD図面でより具体的な提案を受けると良いでしょう。